住所地特例とは、介護保険における保険者と被保険者の紐づけに関する特例措置のこと。被保険者が住民票を移した場合、通常は異動先の市区町村が新たな保険者となるが、その異動先が「住所地特例対象施設」の住所である場合には、例外として異動前の市区町村が引き続き保険者となるものをいう。
この特例措置は、介護施設が多い市区町村に、財政負担が集中することを避けるために導入された。