3段階リセットの意味・解説
- 読み方:
- さんだんかいりせっと
更新日:2020/10/17
3段階リセットとは
3段階リセットとは、既に住宅改修費の介護保険給付を受けた人であっても、要介護度が大幅に上がった場合に再度、住宅改修費の給付を受けられることをいう。
具体的には、下記の「介護の必要の程度」の段階が、「最初の住宅改修を行った時点」の段階から「3段階以上」上がっている場合に、3段階リセットを実施することができる。(住宅改修においては「要支援2」と「要介護1」は同じ段階とみなされる)
「介護の必要の程度」の段階[上段] | 対応する要介護度[下段] |
---|---|
第6段階 | 要介護5 |
第5段階 | 要介護4 |
第4段階 | 要介護3 |
第3段階 | 要介護2 |
第2段階 | 要支援2と要介護1 |
第1段階 | 要支援1 |
- 3段階の上昇を要介護度で表すと次のようになる
-
- 「要支援1」 → 「要介護3以上」
- 「要支援2」 → 「要介護4以上」
- 「要介護1」 → 「要介護4以上」
- 「要介護2」 → 「要介護5」
- 「要介護3以上」 → 3段階の上げ幅がないので対象外
※居宅介護住宅改修費(介護予防住宅改修費)の利用限度額は1住宅につき「20万円」までとなり、限度額の範囲内であれば複数回に分けて利用することができる。
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